FOOD TAIPEI(台北国際食品展)完全ガイド|開催概要・規模推移・台湾食品市場・出展メリットまで徹底解説
FOOD TAIPEI(台北国際食品展)は、台湾を代表する国際食品展示会であり、アジア食品市場へのゲートウェイとして高い注目を集めています。
台湾市場向けの販路開拓だけでなく、アジア各国のバイヤー、輸入商社、流通、小売、外食関係者との商談機会を得られる展示会として、日本企業の出展も年々増加しています。
本ページでは、FOOD TAIPEI の最新開催概要、出展規模、来場者数推移、国別参加状況、注目カテゴリ、台湾食品市場の特徴、さらに THAIFEX・FOODEX JAPAN・SIAL China との比較までを総合的に整理しています。
展示会出展を検討している食品メーカー、商社、輸出企業、OEM企業、包装・加工関連企業向けの「FOOD TAIPEI 総合ポータル」としてご活用ください。
FOOD TAIPEI(台北国際食品展)とは
FOOD TAIPEI は、台湾貿易センター(TAITRA)が主催する台湾最大級の食品展示会です。
食品・飲料のみならず、食品加工、包装、ホテル・レストラン設備までを横断的にカバーする「FOOD TAIPEI MEGA SHOWS」の中核イベントとして開催されています。
台湾市場だけでなく、日本、中国、ASEAN、北米など多国籍バイヤーが来場するため、アジア向け輸出・販路開拓の実務型展示会として高く評価されています。
主催者
- TAITRA(Taiwan External Trade Development Council/台湾貿易センター)
開催会場
- Taipei Nangang Exhibition Center(TaiNEX)Hall 1・Hall 2
- TWTC Hall 1
最新開催日程
- FOOD TAIPEI 2026:2026年6月24日?27日
FOOD TAIPEI 2025 開催規模
2025年開催では、FOOD TAIPEI MEGA SHOWS 全体で大規模な国際展示会として開催されました。
コロナ後の回復を超え、海外出展・来場ともに安定した成長を見せています。
| 項目 | 2025年 |
|---|---|
| 出展社数 | 1,695社(メガショー全体) |
| 小間数 | 4,463小間 |
| 来場者数 | 47,885人 |
| 来場国・地域 | 84 |
| 出展国・地域 | 31 |
FOOD TAIPEI 単体では、1,219社・2,828小間という規模となり、台湾市場向け食品展示会として高い存在感を示しました。
来場者数・出展社数の推移
| 年度 | 出展社数 | 小間数 | 来場者数 |
|---|---|---|---|
| 2023 | 1,053社 | 2,488小間 | 46,539人 |
| 2024 | 1,640社 | 4,357小間 | 47,000人超 |
| 2025 | 1,695社 | 4,463小間 | 47,885人 |
2024年以降は、アジア域内の食品輸出回復やサプライチェーン再構築の流れを背景に、出展規模が拡大しています。
特に健康食品、冷凍食品、植物由来食品、機能性飲料分野の伸びが目立っています。
国別参加状況
2025年は31の国・地域から出展があり、日本企業の存在感も非常に高い展示会となりました。
| 国・地域 | 出展数(参考) |
|---|---|
| 台湾 | 828 |
| 日本 | 103 |
| 米国 | 27 |
| 韓国 | 24 |
| タイ | 18 |
| マレーシア | 9 |
来場者の上位国には、日本、中国本土、米国、シンガポール、韓国、タイ、ベトナムなどが含まれています。
台湾市場だけでなく、ASEAN・東アジア市場向け商談プラットフォームとして活用されている点が特徴です。
FOOD TAIPEI の注目カテゴリ・トレンド
健康食品・機能性食品
台湾市場では健康志向が強く、機能性食品、サプリメント、健康飲料の需要が拡大しています。
FOOD TAIPEI でも precision nutrition(精密栄養)や premium health food が主要テーマとして扱われています。
植物由来食品・代替食品
サステナブル食品や plant-based food への関心が高まっており、代替肉、植物性飲料、ヴィーガン対応食品などの出展が増えています。
冷凍食品・簡便食品
台湾では共働き世帯増加やコンビニ市場拡大により、ready-to-eat、冷凍食品、簡便食品市場が成長しています。
日本式冷凍食品や調理済み食品への関心も高い状況です。
サステナブル食品・グリーン技術
FOOD TAIPEI 2026 では「SMART EATING, GREEN LIVING」がテーマとして掲げられており、食品ロス削減、省エネ製造、環境配慮型包装などが注目されています。
来場者の傾向とニーズ
FOOD TAIPEI の来場者は、食品輸入商社、小売、スーパー、コンビニ、百貨店、EC事業者、ホテル、レストラン、OEM企業など非常に幅広い点が特徴です。
特に台湾市場では、日本食品ブランドへの信頼感が高く、高品質・健康志向・プレミアム感のある商品へのニーズが強い傾向があります。
また近年は、冷凍食品、機能性飲料、サステナブル食品、植物由来食品などのカテゴリーに対する関心も高まっています。
ASEANや中国系バイヤーも来場するため、台湾市場だけでなくアジア市場全体を視野に入れた商談機会が期待できます。
台湾食品市場の特徴
台湾は人口規模こそ大きくありませんが、外食市場・輸入食品市場が発達しており、日本食品への親和性も高い市場です。
特に中間所得層・高所得層による高品質食品需要が強く、日本ブランド食品の人気も高い傾向があります。
日本食品への信頼感が高い
JETROによると、日本の農林水産物・食品の対台湾輸出額は2023年に1,532億円となり、国・地域別で第4位でした。
台湾は日本食品輸出先として非常に重要な市場となっています。
輸入食品市場が大きい
台湾は輸入依存度が比較的高く、加工食品、乳製品、冷凍食品、健康食品など海外ブランド受容性が高い市場です。
そのため、海外食品企業にとって市場参入しやすい特徴があります。
FOOD TAIPEI と他アジア食品展示会の比較
| 展示会 | 特徴 | 規模感 |
|---|---|---|
| FOOD TAIPEI | 台湾市場・ASEAN向け実務型 | 約1,695社 |
| THAIFEX | ASEAN最大級 | 3,300社超 |
| FOODEX JAPAN | 日本最大級 | 3,200社超 |
| SIAL China | 中国巨大市場向け | 5,000社超 |
FOOD TAIPEI の強み
- 台湾市場へのアクセスがしやすい
- 日本食品との親和性が高い
- ASEAN・東アジアバイヤーが集まる
- 商談密度が高い
- 食品+包装+加工+外食を横断できる
出展の流れと費用イメージ
一般的な出展準備スケジュール
- 出展申込(開催約6?10か月前)
- ブース位置・サイズ決定
- 施工会社選定
- 輸送・通関準備
- 販促物・動画制作
- 商談アポイント取得
- 現地設営・出展
費用イメージ
中小規模ブースでも、出展料、施工費、輸送費、渡航費、通訳費、販促物制作費を含めると、総額で数十万~数百万円規模になるケースが一般的です。
特に台湾展示会では、ブースデザイン、動画活用、試食導線、商談スペース設計が成果に大きく影響します。
出展準備で重視すべきポイント
試食・体験設計
食品展示会では、試食導線や商品体験の設計が非常に重要です。
来場者が短時間で商品特徴を理解できる構成が求められます。
動画活用
製造工程、産地、ブランドストーリーを動画で見せる企業が増えています。
海外来場者向けに英語・中国語字幕を付けるケースも一般的です。
事前マーケティング
展示会前のSNS発信、バイヤー招待、メール配信、商談予約取得など、事前マーケティングが成果を左右します。
近年は「展示会前から商談が始まっている」という考え方が重要視されています。
FAQ(よくある質問)
FOOD TAIPEI はいつ開催されますか?
2026年は6月24日-27日に開催予定です。
FOOD TAIPEI の主催者は?
台湾貿易センター(TAITRA)が主催しています。
どんな企業に向いていますか?
食品メーカー、飲料メーカー、健康食品、冷凍食品、包装、加工機械、OEM、外食関連企業などに向いています。
日本企業の出展は多いですか?
はい。2025年も日本企業は主要出展国の一つとなっており、日本パビリオンも展開されています。
FOOD TAIPEI の特徴は?
台湾市場向けだけでなく、ASEAN・東アジア向け輸出商談の実務型展示会である点が特徴です。







