ifia JAPAN (国際食品素材/添加物展・会議)完全ガイド
食品素材・食品添加物・機能性食品素材分野における国内最大級の専門展示会「ifia JAPAN 2026」は、食品開発・研究・調達の最前線が集まるBtoBプラットフォームとして高い注目を集めています。
本記事では、公式情報をもとに開催概要から市場動向、来場者特性、出展メリットまでを総合的に整理し、出展検討企業向けの実務情報として解説します。
ifia JAPANとは
食品素材・添加物に特化した専門展示会
ifia JAPAN(International Food Ingredients & Additives Exhibition and Conference)は、食品素材・添加物・健康食品素材など「食品開発の川上領域」に特化したBtoB展示会です。
食品メーカーの研究開発部門・商品開発部門・品質管理部門・商社・OEM企業などが多数来場し、技術提案・原料提案・共同開発が活発に行われます。
- 食品添加物・甘味料・香料
- 機能性素材・健康食品原料
- 発酵・酵素・バイオ技術
- 植物由来・代替タンパク
- 分析・検査・品質管理技術
- OEM・受託製造サービス
また、健康食品分野を対象とした「HFE JAPAN」と同時開催され、食品とウェルネス領域を横断的にカバーしています。
ifia JAPAN 2026 開催概要(公式情報)
- 展示会名:ifia JAPAN 2026(第31回 国際食品素材/添加物展・会議)
- 会期:2026年5月27日(水)~29日(金)
- 時間:10:00~17:00
- 会場:東京ビッグサイト 西ホール
- 主催:食品化学新聞社
- 同時開催:HFE JAPAN 2026
※公式開催概要より確認(東京ビッグサイト西ホールで開催)
開催規模・実績データ
2025年実績(参考)
- 出展社数:約399社・団体
- 来場者数:約30,014人
- 展示規模:653.5小間
ifia JAPANは長年にわたり約3万人規模の来場者を維持しており、食品素材分野の安定した商談市場を形成しています。
食品開発者を中心に構成されるため、一般来場者比率が低く、商談効率の高い展示会として評価されています。
来場者属性と特徴
研究開発・商品開発が中心
来場者の中心は食品メーカーの研究開発・商品開発部門であり、以下のようなニーズが多く見られます。
- 新商品処方開発
- 機能性素材の探索
- 味・食感の改良
- 保存性・安定性向上
- 原料切替・コスト最適化
そのため、単なる製品展示ではなく「技術提案・処方提案型の商談」が主流です。
海外展開ニーズの増加
近年はアジア市場を中心に輸出・海外展開ニーズが増加しています。
特に健康食品・機能性素材は日本ブランドへの信頼性が高く、海外商談の起点としても活用されています。
市場トレンドと注目分野
機能性食品市場の拡大
- 乳酸菌・腸内環境改善素材
- 睡眠・ストレスケア素材
- 免疫・健康維持素材
- 認知機能サポート素材
プラントベース・代替タンパク
植物由来タンパク・発酵タンパク・サステナブル原料などが急成長領域となっています。
クリーンラベル・天然志向
添加物削減・天然由来素材・シンプル原料表示など、消費者志向の変化が市場を牽引しています。
他展示会との比較
FOODEX JAPANとの違い
FOODEX JAPANは食品完成品中心の総合食品展示会であり、ifia JAPANは食品素材・原料・技術に特化しています。
FOOMA JAPANとの違い
- FOOMA JAPAN:食品製造設備・機械
- ifia JAPAN:食品素材・機能性・処方
用途別に使い分けることで、食品メーカーは開発から製造までを一貫してカバーできます。
出展者の動画を見る
[ifia JAPAN 2025 / HFE JAPAN 2025] β-カロテン乳剤3% - 横浜油脂工業株式会社
[ifia JAPAN 2023] キャロブシロップ - エー・ディー・エム・ジャパン株式会社
[ifia JAPAN 2023] 受託粉砕加工 - マイクロフーズジャパン株式会社
年代別特集ページ
ifia JAPAN 2025 / HFE JAPAN 2025
ifia JAPAN 2023
ifia JAPAN 2022
出展メリット
ifia JAPANは、食品素材・添加物・機能性原料に特化した国内有数のBtoB専門展示会であり、食品メーカーの研究開発・商品企画・品質管理部門が多数来場する点が大きな特徴です。特に「新規素材探索」「代替原料」「機能性向上」を目的とした来場者が多く、商談化率の高い展示会として知られています。
出展企業にとっては、単なる製品PRではなく、共同開発・採用検討・技術提案といった“具体的なビジネス相談”につながる点が最大のメリットです。また、食品原料は専門性が高いため、説明力のあるブース設計や展示会ブース施工の工夫によって成果に大きな差が出ます。
近年は、展示会動画やデジタルサイネージを活用し、製品特徴・製造工程・導入事例を可視化する企業が増えており、来場者の理解促進と商談化率向上に寄与しています。
出展の準備ポイント
ifia JAPANでは専門性の高い来場者が多いため、「短時間で理解できる情報設計」が重要です。特に食品素材は成分や機能が複雑なため、説明の属人化を防ぐ工夫が求められます。
- 製品の機能を一言で伝えるキャッチコピー設計
- 用途別(食品カテゴリー別)の事例提示
- 試食・サンプル導線の整理
- 英語表記など海外来場者対応
- 動画による製品説明の標準化
特に2〜3分程度の展示会動画は、営業担当が不在でも製品説明を補完できるため効果的です。また、展示会後の営業資料やSNS、海外向けプロモーションへの二次利用も可能です。
食品展示会は衛生・温度管理・試食導線など専門性が高いため、食品系展示会に実績のある施工会社へ早期相談することが推奨されます。
出展費用の目安
小間費
一般的に食品系BtoB展示会では、1小間あたり数十万円後半〜100万円前後が目安となるケースが多く、角小間や位置条件によって変動します。複数小間になることで、商談スペースやデモエリアの確保がしやすくなります。
ifia JAPANでは、研究開発系来場者が多いため、単純な展示よりも「相談できる空間設計」が重要となります。
装飾・ブース施工費
ブース施工費は仕様により大きく異なります。
- システムブース:30万〜80万円程度
- 木工ブース:80万〜300万円以上
- LED・大型サイネージ導入:追加で数十万円〜
食品素材展示では視覚的訴求が弱いため、モニターやLEDビジョンの活用が有効です。特に展示会動画と組み合わせることで、製品理解度を大きく向上させることができます。
人件費
一般的には1小間あたり2〜4名程度のスタッフ配置が想定されます。役割分担としては営業・技術説明・試食対応・通訳などが基本構成です。
海外来場者比率もあるため、英語対応スタッフや多言語動画の活用により、少人数でも対応力を高める設計が有効です。
運搬・物流費
食品展示では試食機材・冷蔵設備・大型サンプルなどの搬入が必要になる場合があります。特に地方企業の場合は輸送コストやスケジュール調整が重要です。
また、衛生管理や電気容量などの条件確認も必要となるため、食品展示に慣れた施工会社への事前相談が推奨されます。
小間サイズ別ブース事例
1小間ブース
初出展やテストマーケティングに適した規模です。限られたスペースでは情報を絞り、「何の素材か」を一瞬で理解させる設計が重要です。
パネル中心の展示に加え、モニターでの動画活用により説明効率を高める構成が一般的です。施工実績のあるブース会社に依頼することで、低コストでも視認性の高い設計が可能になります。
2小間ブース
試食スペースや簡易商談席を設けやすく、来場者との対話型展示が可能になります。ifia JAPANではこの規模が最もバランスが良いケースも多く見られます。
展示会動画と組み合わせることで、製品説明と商談を同時進行できる効率的なブース運営が可能です。
4小間以上のブース
ブランド訴求や大規模商談を目的とした構成で、アイランド型レイアウトや大型LED演出が可能になります。体験型展示やセミナー併設ブースも展開しやすくなります。
施工だけでなく、映像・運営・海外対応まで一体設計できる会社へ依頼することで、展示会全体の完成度が高まります。
成功する展示会ブースのポイント
導線設計
来場者が自然に立ち寄り、試食・説明・商談へと移行できる導線設計が重要です。特に食品展示では“入りやすさ”と“話しやすさ”の両立が成果を左右します。
視認性
- 高所サイン
- ブランドカラー統一
- 照明設計
- 大型モニター
遠距離からの認知を高めることで、来場者の流入数を増加させることができます。
デモ・体験設計
試食・加工デモ・ミニセミナーなどの体験要素は、ifia JAPANにおける最重要要素の一つです。理解促進と商談化率向上に直結します。
展示会動画の活用
展示会動画は近年の展示会マーケティングにおいて不可欠な要素となっています。通路での足止め効果、無人時の説明補完、海外対応、SNS展開など多面的に活用できます。
特に2〜3分の製品説明動画は、複雑な食品素材の価値を短時間で伝えることができ、LEDビジョンやモニターと組み合わせることで効果が最大化します。
また、会期中に撮影した動画を即日〜翌日に配信し、「インターネット展示会.tv」で継続的に発信することで、展示会を一過性イベントではなく長期的なマーケティング資産へ転換できます。
展示会で成果を出す集客施策
メール集客
既存顧客への事前案内やアポイント取得が基本です。展示会動画を事前共有することで来場動機を強化できます。
SNS活用
LinkedIn・X・Instagramを活用し、出展準備や新素材情報を継続発信することで認知を拡大できます。動画コンテンツは特に拡散性が高い傾向にあります。
招待状・DM
紙DMとデジタル招待を併用することで、幅広い層へのリーチが可能になります。
展示会LPの活用
事前登録・動画掲載・商談予約機能を備えたLPを活用することで、来場前から商談化を促進できます。
この展示会の施工・運営相談が可能な会社
ifia JAPANのような食品・機能性素材系展示会では、専門性の高いブース設計と運営ノウハウが求められます。特に試食導線、衛生管理、研究開発向け説明、海外対応などは一般的な展示会とは異なる設計が必要です。
近年は、展示会ブース施工だけでなく、展示会動画制作、モニター運用、LED演出、海外向け映像制作、さらには会期後のマーケティング展開まで一括対応できる施工会社へのニーズが高まっています。
展示会を単なるイベントではなく、営業・マーケティング資産として活用するためには、施工と映像・運営を統合的に設計することが重要です。
以下の施工会社ページをご覧ください。






