サーモテックとは?|工業炉・熱処理・脱炭素を支える熱技術の国際展示会
インターネット展示会.tvでは、サーモテックの概要だけでなく、過去開催の出展企業動画やブース紹介動画を継続的に掲載しています。
本ページでは、展示会の基本情報に加え、過去開催の出展企業動画、年度別特集ページ、出展準備に役立つ情報をまとめています。展示会への出展を検討している企業や、市場動向を知りたい方に向けた情報ページです。
- 来場予定者向け:開催概要・アクセス・見どころ・注目製品動画
- 出展検討者向け:来場者属性・出展企業・ブース事例・出展メリット・施工会社情報
- 掲載動画:15本
- 掲載年:2022,2026
- 年度別特集ページ:2ページ
展示会の概要だけでなく、実際のブースや製品デモを動画で確認できることが、このページの特徴です。
サーモテックは、工業炉、熱処理設備、燃焼機器、発熱体、耐火物、計測・制御機器、電熱機器など、産業分野で利用される「熱」に関する技術・製品・サービスが集まる国際専門展示会です。4年に一度開催され、工業炉・熱技術分野ではアジア最大規模の専門展示会として、メーカー、ユーザー、研究機関などの技術交流と商談の場を提供しています。
製造業における熱処理は、鉄鋼、非鉄金属、自動車、航空宇宙、電子・電気、鋳造・鍛造、セラミックスなど幅広い産業の製造工程を支えています。近年は従来の温度制御や品質向上に加え、省エネルギー、カーボンニュートラル、電化、水素・アンモニア利用、省人化、AI・DXなどが重要なテーマとなっており、サーモテックでは次世代の熱技術を横断的に比較できます。
サーモテックとは?
工業炉・熱技術に特化した国際専門展示会
サーモテックは、一般社団法人日本工業炉協会が主催し、メッセフランクフルト ジャパン株式会社がオーガナイザーを務める「国際工業炉・関連機器展」です。工業炉メーカーだけでなく、熱処理、鉄鋼、非鉄金属、素材、鋳鍛造、自動車、航空宇宙、電子・電気、産業機械、エネルギーなど、多様な製造業の関係者を対象としています。
一般的な製造業展示会と異なり、工業炉とその周辺技術に専門性を持つことが特徴です。炉本体だけではなく、バーナー、発熱体、耐火物、熱処理、計測・制御、搬送、解析、エネルギー供給、ICTなど、熱プロセスを構成する技術をまとめて比較できます。
4年に一度開催される専門展示会
サーモテックは毎年開催される展示会ではなく、原則として4年に一度開催されます。開催間隔が長いため、工業炉・熱処理業界における技術革新や設備更新の動向をまとめて把握する機会となっています。
工業炉は長期間使用される大型設備も多いため、設備そのものの更新だけでなく、既存炉の省エネルギー化、燃料転換、制御システム更新、デジタル化、耐火物やバーナーの改良など、既存設備を高度化するための技術も重要な展示対象です。
開催概要
サーモテック2026 開催情報
| 展示会名 | サーモテック2026 第9回 国際工業炉・関連機器展 |
|---|---|
| 会期 | 2026年9月9日(水)~11日(金) |
| 開催時間 | 10:00~17:00(最終日は16:30まで) |
| 会場 | 東京ビッグサイト 南1・2ホール |
| 主催 | 一般社団法人日本工業炉協会 |
| オーガナイザー | メッセフランクフルト ジャパン株式会社 |
| 入場 | 無料・オンライン来場事前登録必須 |
| テーマ | 環境・熱・未来 ~ともに考えよう 高効率な熱技術と持続可能な未来~ |
開催規模
180社以上が最新の工業炉・熱技術を紹介
サーモテック2026には180社以上が出展し、工業炉、熱処理設備、燃焼機器、計測・制御機器、省エネルギー・カーボンニュートラル関連技術などを紹介します。産業用の熱利用に特化しているため、一般的な工場設備展では比較しにくい専門技術を集中して確認できることが特徴です。
過去開催の実績
前回は175社が出展、9,166人が来場
前回開催では、国内164社、海外11社を合わせて175社が出展し、7カ国・地域から9,166人が来場しました。工業炉メーカーとユーザー企業、関連機器メーカー、研究機関などが集まり、専門性の高い技術交流と商談が行われています。
主催者の発表では、商品買い付けの決定権を持つ、または購入決定に影響力を持つと回答した来場者が全体の約6割を占めており、設備導入や技術選定に関係する来場者との商談機会が期待できる展示会です。
主な出展製品・技術
各種工業炉
加熱炉、熱処理炉など、各種製造工程で使用される工業炉が主要な展示分野です。製品や素材を所定の温度条件で加熱・冷却し、材質、強度、組織、加工性などを制御する工業炉は、金属加工をはじめ多くの産業で重要な生産設備となっています。
環境・カーボンニュートラル関連技術
製造工程で大量のエネルギーを使用する工業炉では、CO2排出削減が重要課題となっています。高効率炉、省エネルギー設備、電化、水素・アンモニアなどの次世代燃料、排熱利用など、脱炭素化に向けた技術が注目されています。
燃焼機器・発熱体
バーナーをはじめとする燃焼機器や、電気加熱に使用される各種発熱体も主要分野です。燃焼効率、温度均一性、排出ガス、省エネルギーなど、炉の性能を左右する重要な要素として比較されます。
耐火物・耐熱鋼
高温環境で使用される耐火物、断熱材、耐熱鋼なども展示対象です。工業炉の熱損失低減、耐久性向上、メンテナンス周期延長などに関係するため、炉本体だけでなく材料技術も重要な比較対象となります。
計測・制御機器
温度、圧力、流量、雰囲気などを測定・制御する機器は、熱処理品質とエネルギー効率を左右します。センサー、計測装置、制御システムなどを組み合わせ、より精密に熱プロセスを管理する技術が求められています。
搬送・自動化設備
加熱前後のワーク搬送や炉内搬送を自動化する設備も対象です。製造ラインとの連携、省人化、安全性、生産能力向上などの観点から、搬送装置や自動化技術の重要性が高まっています。
表面加工・処理技術
熱処理と密接に関係する表面加工・表面処理技術も対象です。製品の耐摩耗性、耐食性、強度などの付加価値を高めるため、材料、熱処理、表面処理を組み合わせた技術提案が行われます。
電熱・解析技術
電熱関連機器、発電・電源装置に加え、伝熱解析や熱流体解析などのシミュレーション技術も展示対象です。実機を製作する前に温度分布や熱流体を解析することで、設備設計の効率化やエネルギー消費の最適化につなげることができます。
DX・ICT
工業炉の運転データを収集し、設備状態や温度履歴、エネルギー消費量などを可視化するICT・DXも重要なテーマです。遠隔監視、予防保全、生産データとの連携などによって、工業炉を単体設備からデータ活用型の生産システムへ高度化する取り組みが進んでいます。
出展対象分野
- 各種工業炉
- 環境・カーボンニュートラル関連技術・設備
- 燃焼機器・発熱体
- 耐火物・耐熱鋼
- 計測・制御機器
- 搬送装置
- 表面加工処理技術・機器
- 遠赤外線関連機器
- 電熱関連機器
- 発電・電源装置
- 伝熱解析・熱流体解析
- ボイラー・暖房機器
- 熱・冷熱関連機器
- 冷熱技術・サービス
- 廃棄物関連設備・技術
- ICT関連
- DXを活用した工業炉・熱技術
- エネルギー供給機器
- 研究機関・大学
- その他関連製品・サービス
来場対象
熱を利用する幅広い製造業が対象
サーモテックでは工業炉メーカーだけでなく、工業炉や熱処理設備を実際に使用するユーザー企業も重要な来場層です。設備更新、省エネルギー、品質改善、自動化、脱炭素などの課題を持つ製造業関係者に直接技術を提案できます。
- 工業炉メーカー
- 熱処理事業者
- 鉄鋼・非鉄金属
- 金属製品
- 素材・材料
- 鋳造・鍛造
- 窯業
- 建設・インフラ・プラント
- 次世代二次電池・燃料電池関連
- エネルギー供給・活用関連
- 自動車・航空・宇宙
- 鉄道・造船・輸送
- 精密機器・産業機器・ロボット
- 電子・電気機器
- 化学
- 環境・廃棄物処理
- 商社・代理店
- ICT・ソフトウェア・通信
- 研究機関・大学
注目される技術・市場動向
工業炉のカーボンニュートラル
工業炉は製造業の中でも熱エネルギーを大量に利用する設備であり、脱炭素化を進めるうえで重要な対象となっています。炉の高効率化、断熱性能向上、排熱回収、燃焼制御、電化、次世代燃料など、複数の技術を組み合わせてCO2排出量を削減することが求められています。
水素・アンモニアなど次世代燃料
工業炉の脱炭素化では、水素やアンモニアなどを利用する燃焼技術も研究開発されています。従来燃料とは燃焼特性が異なるため、バーナー、制御、安全対策などを含めたシステム全体の技術開発が重要になります。
電化・高効率電気炉
電力の低炭素化と組み合わせて熱源を電化することも、製造工程の脱炭素化に向けた選択肢の一つです。電気加熱、誘導加熱などを含め、製品や温度域、生産条件に応じた最適な熱源の検討が進んでいます。
省人化・自動化
製造現場の人材不足を背景に、工業炉でもワーク搬送、運転管理、保守などの省人化が重要になっています。搬送設備やロボット、センサー、遠隔監視を組み合わせ、作業者の負担を減らしながら安定した生産を行う技術が求められています。
AI・DXによる熱プロセスの高度化
温度、燃料消費、設備状態、製品品質などのデータを収集し、AIや解析技術を用いて運転条件を最適化する取り組みも進んでいます。異常兆候の把握、予防保全、品質安定化、エネルギー削減など、工業炉の運転ノウハウをデータとして活用することが重要になっています。
産学官による技術交流
工業炉業界の最新課題を共有する講演・プレゼンテーション
サーモテックでは展示だけでなく、工業炉・熱技術に関する基調講演、特別講演、出展者プレゼンテーションなども行われています。企業だけでなく、行政、業界団体、大学、研究機関などが参加し、脱炭素、高効率化、省人化、AI・DXなどの技術課題について情報を共有する機会となっています。
鋳造技術との連携
Foundry Tech + Expoを同時期開催
サーモテック2026では、鋳造関連製品・サービスを扱う「Foundry Tech + Expo」が同時期に開催されます。工業炉・熱処理と鋳造は製造プロセス上の関連性が高いため、両分野の設備・技術を横断して比較できる機会となります。
鋳造設備、熱処理、燃焼、耐火物、計測・制御など複数の技術分野をまとめて確認することで、個別設備だけでなく製造工程全体の改善を検討しやすくなります。
サーモテックの特徴
工業炉の設備導入に関わる専門来場者と商談できる
工業炉は高額かつ長期間使用する生産設備であり、導入時には炉メーカーだけでなく、生産技術、設備、品質、環境、エネルギーなど複数部門が関係します。サーモテックではこうした専門担当者へ直接製品や技術を説明できることが大きな特徴です。
炉本体から周辺技術まで比較できる
工業炉本体だけではなく、燃焼機器、発熱体、耐火物、計測・制御、搬送、解析、エネルギー、ICTなどが集まるため、一つの設備だけでは解決できない課題を複数の技術から検討できます。
脱炭素と生産性向上を同時に検討できる
製造業ではCO2削減だけでなく、生産能力、品質、コスト、保守性、安全性も維持する必要があります。サーモテックでは、省エネルギーと生産性向上の両立を目指す熱技術を比較できることが重要なポイントです。
FAQ
サーモテックはどのような展示会ですか?
工業炉、熱処理、燃焼機器、発熱体、耐火物、計測・制御、搬送、電熱、カーボンニュートラル、ICT・DXなど、産業用の熱技術と関連機器を対象とした国際専門展示会です。
サーモテックは毎年開催されますか?
いいえ。サーモテックは原則として4年に一度開催される展示会です。
どのような業界の人が来場しますか?
工業炉、熱処理、鉄鋼、非鉄金属、鋳鍛造、自動車、航空宇宙、産業機械、電子・電気、化学、エネルギー、プラントなど、熱を利用する幅広い製造業の関係者が対象です。
脱炭素関連技術も展示されますか?
はい。環境・カーボンニュートラル関連技術は主要な出展対象であり、高効率化、省エネルギー、電化、次世代燃料など、工業炉の脱炭素化に関係する技術が紹介されます。
DX関連の技術も対象ですか?
はい。ICT関連やDXによって進化した工業炉・熱技術も公式の出展対象に含まれています。設備監視、データ活用、制御、予防保全などが関連分野となります。
出展者の動画を見る
AGVロボット搬送システム - 株式会社モトヤマ [サーモテック 2026]
清掃ロボット 「ドロスバスター2.0」 - 三建産業株式会社 [サーモテック 2026]
都市ガス・水素兼用型「バイフェーエルバーナ」 - 日本ファーネス株式会社 [サーモテック 2026]
ARMS®自動ロボット溶解システム - インダクトサームグループジャパン株式会社 [サーモテック 2026]
工業炉用送風機 - SDG Co,Ltd [サーモテック 2026]
自動段取コンセプトモデル - 電気興業株式会社 [サーモテック 2026]
[サーモテック 2022] 装置マネジメント・コントローラー - アズビル株式会社
[サーモテック 2022] 作業環境改善「SFIサービス」 - 昭和電機株式会社
[サーモテック 2022] アルミニウム・アルミ合金用溶剤「TSUBASA FLUX」 - 東京モーレックス坩堝株式会社
年代別特集ページ
サーモテック 2026 (日本)
サーモテック 2022
出展メリット
サーモテックは、工業炉、熱処理設備、燃焼機器、発熱体、耐火物、計測・制御機器、搬送設備、電熱、エネルギー、ICT・DXなど、産業用の熱技術に特化した専門展示会です。工業炉メーカーだけでなく、熱処理、鉄鋼、非鉄金属、鋳鍛造、自動車、航空宇宙、産業機械、電子・電気、素材、化学、エネルギーなど、実際に熱設備を使用する製造業の担当者へ直接技術を提案できることが大きなメリットです。
工業炉や熱処理設備では、単純な製品購入ではなく、設備更新、省エネルギー、燃料転換、品質安定化、処理能力向上、省人化、保守負担軽減、カーボンニュートラルなど、工場ごとの具体的な課題から商談が始まります。そのため、炉本体メーカーだけでなく、バーナー、発熱体、耐火物、センサー、制御機器、搬送、解析ソフト、DX、エネルギー関連企業にも商談機会があります。
既設炉の改造や省エネルギー化も重要なテーマです。設備全体を新設しなくても、断熱、燃焼、制御、排熱利用、電化、計測、データ活用などによって改善できるケースがあるため、自社製品が製造工程のどの部分を改善できるのかを明確に示すことが重要です。
また、研究機関や大学、商社・代理店なども来場対象となるため、共同研究、技術提携、販売代理店、装置メーカーとの組み込み提案など、新規顧客への販売以外のパートナー開拓にも活用できます。海外メーカーの場合は、日本市場での代理店や技術サービス体制を示すことが商談上重要になります。
出展の準備ポイント
サーモテックでは、「高効率」「省エネルギー」「カーボンニュートラル」といった抽象的な表現だけでは技術の違いを判断しにくいため、具体的な条件や数値を整理しておくことが重要です。来場者が自社設備へ導入した場合の効果を判断できる情報を準備します。
- 対象となる炉種、材料、製造工程、温度域を明確にする
- 処理能力、昇温時間、温度均一性など主要仕様を整理する
- エネルギー消費量や省エネルギー効果を示す
- CO2排出削減につながる仕組みを具体的に説明する
- 既設設備への後付け・改造対応の可否を整理する
- 導入前後の比較データや導入事例を準備する
- 設備サイズ、必要電力、燃料、ユーティリティ条件を整理する
- 保守、部品供給、メンテナンス体制を説明できるようにする
- 海外製品の場合は日本国内の販売・保守体制を明確にする
- 実機を持ち込めない場合は展示会動画やCG、断面模型を準備する
工業炉や熱処理設備は工場に据え付けられている大型設備が多く、展示会場へ実機をそのまま持ち込めない場合があります。その場合は、炉の模型、バーナーや発熱体などの構成部品、処理サンプル、断面展示、モニター、CG、展示会動画を組み合わせ、「炉の中で何が起きているのか」を見える形にすることが有効です。
設備の稼働デモを行う場合は、電源容量、高温部、回転部、搬送機構、圧縮空気などの安全条件を事前に確認します。火炎、高温加熱、ガスなどを使用する実演については会場や主催者の規定による制限があるため、実演可否と必要な申請を事務局へ確認してください。
出展費用の目安
サーモテックへの出展費用は、小間費に加え、展示会ブース施工、実機搬入、重量物設置、電源、エア、モニター、展示会動画、説明員、技術スタッフなどを含めて計画する必要があります。
一般的には、小型部品や計測機器を中心とする1小間出展でも総額100万円前後から、大型設備や複数小間、重量物搬入、電源工事、大型LEDなどを伴う場合は数百万円以上になることがあります。以下はあくまで出展計画を立てるための目安です。正確な料金は展示会事務局へ確認してください。
| 費用項目 | 一般的な目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 小間費 | 数十万円~100万円前後/1小間 | 展示スペース。小間数や出展条件によって変動 |
| ブース施工費 | 50万円~300万円以上 | 壁面、床、サイン、展示台、照明、商談席など |
| 電気・設備工事 | 数万円~数十万円以上 | 動力電源、照明、エア、配線、実演設備など |
| 映像・モニター関連 | 10万円~100万円以上 | モニター、LED、再生機器、展示会動画制作など |
| 人件費 | 数十万円~ | 営業、技術説明員、受付、通訳、デモ担当など |
| 運搬・重量物搬入 | 数万円~数十万円以上 | 実機輸送、フォークリフト、クレーン、据付、撤去など |
小間費
1小間は、バーナー、発熱体、耐火物、センサー、計測機器、制御機器、解析ソフトなど、比較的小型の商品を絞って紹介する企業に向いています。大型の工業炉や搬送設備を展示する場合、実機展示と商談スペースを両立したい場合は2小間以上を検討するとレイアウトしやすくなります。
4小間以上では、複数設備の展示、製造ラインを想定したデモ、プレゼンテーションスペース、大型LED、商談エリアなどを分けることができます。小間位置や料金、設備条件は開催ごとに異なるため、正確な料金は展示会事務局へ確認してください。
装飾・ブース施工費
一般的にはシステムブースを利用した簡易装飾で50万円前後から、木工造作、大型サイン、オリジナル展示台、モニター、LEDなどを組み合わせる場合は100万~300万円以上が一つの目安です。
サーモテックでは工業製品や設備が中心となるため、装飾そのものを派手にするより、「何の熱課題を解決できる会社なのか」を遠くから理解できるブース設計が重要です。例えば「炉のCO2排出削減」「燃料使用量削減」「温度均一性向上」「予防保全」といった具体的な課題を大型サインで示すと、対象となる技術者が立ち寄りやすくなります。
大型設備を展示する場合は、施工会社へ製品寸法と重量を早い段階で共有する必要があります。展示会ブース施工会社を検討する際は、工業機械や重量物展示の施工写真を確認すると、実機と説明スペースをどのように組み合わせられるかイメージしやすくなります。
人件費
サーモテックでは専門的な技術質問が多くなるため、営業担当だけでなく、設計、技術、開発、サービスなどの担当者を配置することが重要です。一般的には1小間でも2~4名程度を配置し、来場者対応、技術説明、商談を分担します。
工業炉では使用温度、処理材、雰囲気、処理量、既存設備との接続条件など、具体的な仕様確認から商談が進むことがあります。その場で技術的な質問へ回答できる担当者を配置すると、展示会後の見積りや設備検討へつなげやすくなります。
海外メーカーの場合は、日本語で技術説明できる担当者や通訳を配置し、日本国内での保守・部品供給についても説明できる体制を準備します。日本企業が海外販路開拓を狙う場合は、英語資料や英語字幕付き展示会動画を用意すると海外来場者への説明を補助できます。
運搬・物流費
センサーや小型機器であれば通常の展示会物流で対応しやすい一方、工業炉、バーナー設備、搬送装置などは重量物になる場合があります。目安として数万円から数十万円以上を想定し、重量やサイズによってはフォークリフト、クレーン、特殊車両などが必要になります。
大型設備については、搬入口寸法、搬入時間、床荷重、アンカー固定の可否、電源容量などを事前に確認します。海外から実機を持ち込む場合は、国際輸送、通関、一時輸入、再輸出なども含めて早めに準備することが重要です。
小間サイズ別ブース事例
1小間ブース
1小間は、燃焼機器、発熱体、耐火物、センサー、計測制御、解析ソフトなど、製品を絞って展示する企業に適しています。通路側に実物や処理サンプルを置き、壁面には「どの工程の何を改善する技術なのか」を大きく表示します。
モニターでは実際の設備への取り付け状態や稼働シーン、温度変化、導入前後のエネルギー使用量などを展示会動画で見せると、実機を持ち込めない製品でも理解しやすくなります。
限られた面積では、展示台を増やしすぎると商談スペースがなくなるため、過去の施工写真を確認しながら、実物展示、モニター、技術説明、商談をどのように収めるか検討すると効果的です。
2小間ブース
2小間では、実機展示と商談スペースを分けやすくなります。バーナー、搬送装置、計測システムなどのデモを通路側で見せ、内部に技術商談用のテーブルを配置する構成が考えられます。
複数の関連製品を扱う場合は、「加熱」「計測」「制御」「省エネルギー」など工程別にゾーニングすると、システムとしての提案が伝わりやすくなります。大型モニターで導入工場の映像を流しながら実物の構成機器を見せる方法も有効です。
施工写真や同規模の工業系展示会の施工事例を確認すると、大型製品と来場者導線、モニター、商談席を両立するレイアウトを検討しやすくなります。
4小間以上のブース
4小間以上では、複数の実機、搬送設備、炉の模型、処理サンプル、技術説明エリア、ミニセミナー、大型LED、個別商談スペースなどを組み合わせた展示が可能です。
大型設備メーカーであれば、実際の熱処理ラインをイメージできるよう、炉本体、搬送、制御、計測を関連付けて展示すると、単一製品ではなくシステム全体としての提案を伝えられます。実機を持ち込めない大型炉は、模型や大型LEDによる稼働映像と組み合わせる方法があります。
重量物、動力電源、デモ設備、大型映像を組み合わせるブースでは、一般的な装飾だけでなく設備施工の調整力が必要です。大型機械展示の施工経験を持つ会社を選び、施工写真、重量物搬入実績、大型LED施工などを確認することが重要です。
成功する展示会ブースのポイント
導線設計
サーモテックでは、技術者が目的を持って複数の製品を比較するため、実物を見る場所と詳しい技術商談を行う場所を分けることが重要です。通路側では製品やデモを確認できるようにし、興味を持った来場者を内部の商談スペースへ案内する流れをつくります。
大型装置の場合は機械そのものが壁のようになってしまうことがあります。装置を通路際へ寄せすぎず、主要部分を見られる位置と説明員が立てるスペースを確保します。稼働デモを行う場合は安全距離や来場者の滞留スペースも考慮します。
視認性
工業炉関連企業は社名だけでは技術分野を判断できないことが多いため、通路から「何を改善できる会社なのか」が分かるサインが重要です。
- 高所から見える社名・製品カテゴリー
- 「省エネ」「脱炭素」「温度均一化」など課題を示すキャッチコピー
- 炉内部や導入設備を示す大型写真
- 処理前後の違いが分かるサンプル展示
- 稼働状態を見せる大型モニター
- 設備全体を表示する大型LED
特に炉内部や工場での稼働状態は展示物だけでは伝えにくいため、モニターやLEDで実際の使用環境を見せることで、通路からでも技術内容を理解してもらいやすくなります。
デモ・実演設計
バーナー、搬送装置、制御システム、計測機器などは、動作デモを行うことで理解度を高められます。制御画面で温度推移を表示したり、センサーからデータを取得したり、搬送装置を動かしたりすることで、静止展示よりも技術的な特徴を伝えやすくなります。
ただし、サーモテックでは高温、燃焼、電力、可動部などを扱う製品が多いため、安全性を最優先にします。実際の高温加熱や燃焼を会場で実施できない場合は、炉内映像、サーモグラフィー、CG、処理工程の展示会動画などで代替する方法が適しています。
重要なのは単に機械を動かすことではなく、「この技術を導入すると燃料使用量がどう変わるのか」「温度管理がどう改善するのか」「作業者の負担をどの程度減らせるのか」など、導入効果までセットで伝えることです。
展示会動画の活用
サーモテックでは展示会動画の活用を強くおすすめします。工業炉や大型熱処理設備は展示会場へ実機を持ち込めないことも多く、製品そのものだけを展示しても、実際の大きさ、稼働状態、処理工程、導入効果を十分に伝えられないためです。
2~3分程度の商品・サービス説明動画に、実際の工場で稼働している工業炉、ワークの投入・搬送、加熱・冷却工程、制御画面、処理後の製品などを盛り込むことで、設備全体の動きを短時間で理解してもらえます。
バーナーや発熱体、耐火物のように単体では使用価値が分かりにくい製品についても、炉内部でどのように使用されているのかを動画で見せることで、製品と製造工程の関係を説明できます。計測・DX関連では、現場のセンサーからデータを取得し、監視画面や分析画面へ反映される流れを映像化すると効果的です。
大型モニターやLEDビジョンで映像を放映すると、動きの少ない工業製品の展示でも通路から来場者の注意を引きやすくなります。スタッフが別の来場者と商談中でも動画が設備説明を続けられるため、混雑時やスタッフが対応できない時間帯でも情報発信できます。
複雑な設備の場合は、実機映像だけでなく、CG、炉断面、温度分布、エネルギーフローなどを組み合わせる方法もあります。「導入前」「導入後」を比較し、エネルギー使用量、処理時間、品質、作業負担などの改善点を見せると、技術者や設備担当者が導入効果を判断しやすくなります。
海外バイヤーや海外メーカーとの商談を想定する場合は、英語版や英語字幕付きの展示会動画も有効です。日本企業の工場で実際に使用されている設備や、日本での導入実績を映像で説明できれば、海外の代理店候補や製造企業への営業資料としても活用できます。
弊社では、展示会場で担当者による製品・サービス説明を撮影し、2~3分程度の展示会動画として編集できます。工業炉、燃焼機器、計測・制御、耐火物、熱処理、DXなど、それぞれの技術担当者が自ら説明することで、カタログだけでは伝わりにくい技術的な特徴を映像として残すことができます。
撮影した動画は即日または翌日に配信できるため、展示会開催中から情報発信できます。サーモテックへ来場できなかった工場担当者、技術者、購買担当者にも、時間・場所・国境・言語を超えて情報を届けることができます。
完成した動画は、自社Webサイト、YouTube、SNS、営業メール、オンライン商談、代理店向け資料などにも二次利用できます。展示会場で何度も行った技術説明をその場だけで終わらせず、動画として残すことで、展示会後も継続して営業・マーケティングに利用できます。
展示会は数日間で終了しますが、工業炉や生産設備の導入検討は数カ月から長期間に及ぶことがあります。弊社が運営する「インターネット展示会.tv」で展示会動画を継続配信することで、会期後に設備更新を検討し始めた企業や、会場に来られなかった国内外のバイヤーにも継続して情報を届けることができます。
動画撮影を予定する場合は、ブース設計段階からモニター位置、LED、照明、背景、撮影スペースを検討しておくことが重要です。動画制作まで対応できる展示会ブース施工会社であれば、実機の配置と撮影アングル、大型モニターの位置、説明員が立つ場所まで一体的に設計できます。
展示会で成果を出す集客施策
メール集客
既存顧客、設備更新を検討している企業、過去に見積りを提出した企業、商社・代理店候補などへ事前に出展案内を送ります。「出展します」という案内だけでなく、展示する技術と解決できる課題を具体的に伝えることが重要です。
例えば、「既設炉の燃料使用量削減」「電化によるCO2削減」「温度分布改善」「遠隔監視による保守効率化」など、相手の設備担当者が自社の課題と結び付けられる内容を提示します。
重要顧客については事前に商談日時を設定し、設備仕様や現状の課題を聞いておくと、会場でより具体的な技術提案ができます。事前に2~3分程度の商品説明動画を送っておけば、基本説明を済ませた状態から詳細な打ち合わせへ進めます。
SNS・動画による事前告知
製造業や技術者向けの情報発信では、LinkedIn、X、YouTubeなどを活用できます。新技術、導入事例、試験データ、設備の稼働映像など、技術的な情報と組み合わせて出展を告知すると来場理由を作りやすくなります。
会期前には設備の予告動画、会期中にはブースでの技術説明、会期後には展示会場で撮影した動画を公開することで、一回の展示会を継続的な情報発信へつなげられます。
重要顧客・代理店候補への個別アプローチ
工業炉や生産設備は検討期間が長く、展示会で初めて接点を持つだけでは受注まで至らないケースもあります。そのため、既存顧客、設備更新時期が近い企業、商社、代理店、装置メーカーなどへ営業担当者から個別に連絡し、具体的な商談テーマを設定して来場を依頼します。
海外展開を検討する場合は、海外代理店候補や現地装置メーカーへ英語資料と展示会動画を事前共有し、会場またはオンラインでの商談につなげる方法もあります。
展示会LPの活用
展示会専用LPを作成し、出展製品と技術情報をまとめておくと、メール、SNS、営業活動からの誘導先として活用できます。
- 展示する製品・技術
- 対象となる製造工程
- 解決できる課題
- 省エネルギー・CO2削減効果
- 設備仕様・対応温度域
- 導入事例
- デモ・プレゼンテーション内容
- ブース情報
- 商談予約フォーム
- 展示会動画
QRコードをカタログ、名刺、ブースパネルに掲載し、LPや製品動画へ誘導する方法も有効です。技術資料をすべて紙で配布するのではなく、詳細資料や動画をオンラインで確認できる状態にしておけば、展示会後の営業フォローにもつなげられます。
会期終了後もLPを残し、会場で撮影した展示会動画やプレゼンテーション資料を追加することをおすすめします。展示会終了後に「工業炉」「省エネ」「熱処理」「脱炭素」などの課題を検索した担当者からの問い合わせ獲得にも活用できます。
この展示会の施工・運営相談が可能な会社
サーモテックでは、工業炉、熱処理設備、バーナー、搬送装置、耐火物、計測制御、DXなど、出展製品によって必要な展示会ブース施工が大きく異なります。大型実機を展示する場合は、デザイン性だけでなく、重量物搬入、電源、配線、可動部、安全対策まで考慮できる施工会社を選ぶことが重要です。
施工会社を比較する際は、工業機械、製造設備、重量物などの施工写真と過去の施工事例を確認することをおすすめします。大型装置をどのように通路から見せているか、技術説明スペースや商談席をどこへ配置しているかを確認すると、自社ブースの完成形をイメージしやすくなります。
また、実機を展示できない大型工業炉では、モニターや大型LEDによる展示会動画が重要になります。動画制作まで対応できる展示会ブース施工会社へ相談すれば、機械展示、モニター、LED、照明、撮影スペースを一体的に設計し、ブース内で分かりやすく技術を伝えることができます。
海外設備の展示では国際輸送や通関、日本語による技術説明、国内保守体制なども商談に影響します。海外展示会対応や多言語対応の経験がある会社であれば、展示会ブース施工だけでなく、通訳、映像、運営を含めた準備をまとめて進めやすくなります。
さらに、展示会場で技術担当者による製品説明を撮影し、2~3分程度の展示会動画として即日または翌日に配信することで、サーモテックへ来られなかった国内外の製造業関係者にも情報を届けることができます。「インターネット展示会.tv」で継続公開すれば、数日間で終了する展示会での説明を長期的な営業・技術PR資産として活用できます。
工業炉・熱技術の展示では、展示会ブース施工、重量物搬入、電源、安全対策、モニター・大型LED、展示会動画、技術説明を別々に考えるのではなく、一つの展示計画として設計することが重要です。施工会社を選ぶ際は、業界固有の施工実績と施工写真を確認し、自社の実機展示や映像活用まで対応できる会社を検討するとよいでしょう。
以下の施工会社ページをご覧ください。






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